バスの中 5月16日

逃げるのか現状打破か分からないが東北に行く。自動車の免許を取得しに行くのだ。
福島を通過している。街並みは予想以上に綺麗だ。未知の土地はいつも俺をフレッシュな気持ちにさせる。地獄に天国にいるの分からない。とにかく現実離れをしているのだ。
俺は、試用期間を含めると、実質3回会社を辞めた。いや、辞めさせられた。文章の一貫性のために、良い言い回しを探しているが思いつかない。とにかく3回無職になった。2度あることは3度ある。3度目の正直。ことわざは、現実を都合良く捉える。

今は女性のことを考えている。何故か切なくなってくるものだ。寂しいというより切ない。いつもなら田我流の『ゆれる』を聴きたくなるが、今日はその気分にならない。
人間関係は、小さいきっかけから、大きな何かに成長させていく遊びだ。
友人関係、恋人、仕事のコネ問わず、大体そうだ。
ここで大事なのは『クソな部分を受け入れること』ということかもしれない。この過程には、忍耐力がいる。継続は力だ。そして、素の自分で接すること。

今その事実を実感している。いきなり深い関係にはならない。相手のクソな部分を受け入れ、素の自分で接することで、関係は深まっていく。誰もテンプレート的な人間には興味ないのだ。

25の夜握るアイフォン、口はニンニク臭い。希望と絶望が折り混ざった気分。何かありそうで、何もない。全てこれから。何年後かこの記事を見て『ダセーなー』と思えるようにしたい。閉塞感はあるが、未来はきっと明るい。


ってな具合でした。